【カロスダブル】第六回しゃでオフ準優勝構築-ミラーメタプテラリザ-

Pokemon	move1	move2	move3	move4	ability	item
プテラ	岩雪崩	挑発	追い風	守る	緊張感	気合の襷
リザードン	熱風	ソラビ	オバヒ	守る	猛火	リザY
サーナイト	ムンフォ	サイキネ	シャイン	10万ボルト	トレース	拘り眼鏡
サザンドラ	流星群	悪の波動	大文字	気合球	浮遊	拘りスカーフ
マンムー	地震	岩雪崩	氷の礫	守る	厚い脂肪	命の珠
ギルガルド	シャドボ	聖なる剣	身代わり	キンシル	変わるの	食べ残し

【構築経緯】
まずこの構築を組む時に真っ先にメタ対象として考えたのは先日行われた世界大会です
ここでげべぼさんなど多くの日本人が追い風プテラを用いた構築を組んでいたのでまずこの構築をメタることを考えました
この系統の構築は初手で出せるポケモンが多いこともあって包括的に見れる先発が最適です
そこで次の2体から構築をスタートすることにしました

スカーフサザンと玉マンムーです

これらはプテラ系統の基本選出であるプテラリザやその取り巻きでよくいるガブリアスやサンダー、クチート、サザンドラ(殆ど眼鏡なので)、サーナイト(スカーフ以外)等に圧倒的に強く出れます
プテラに行動させずに倒す択も存在するので実際に相手にしてて楽でした

次にこの2体と相性がかなり良いと思って次のポケモンを採用しました

詰み性能に長ける身代わりギルガルドです

サザンマンムーがギルガルドを倒せるであろうドラゴンや炎持ち、また相手の鋼に強いこともあり詰ませやすいなと思って採用しました
Showdownでテストしていたのですがガルーラ系統が相手だと割と詰ませるパターンが多かったので正解でした

そしてこの3体と相性がよく、雨を見れてイージーウィンも可能なプテラリザを構築のメインに据えることをココで決定

最後に相手のメガギャラ(特にこの指系入り)やメガバンギ、そしてドラゴンも気になったので眼鏡サーナイトを採用しました

実は数分で組みました

【配分と技の解説】

ファミ通カップのプテラリザバナに続いて陽気の襷ASで使用
やはり確実に追い風を打つためにも襷が安定でした

岩雪崩:怯ませる為に使ったり少し足りない分を削ったり意外と便利、火ロトムに打点があるのが大きい
挑発:今回は守るを使われたくないポケモンに打つことが最も多かった、結果的にそのプレイングのおかげで勝った試合が練習・オフでまあまあありました
追い風:今回の構築ではそこまでこの技に固執してはいけないが打てたら当然強い
守る:当然狙われやすいポケモンなので採用

控えめ124-0-236-92-4-52
B:意地っ張りガルーラ捨て身耐え(陽気プテラの撃ち落とす耐え)
D:メガライボルト10万耐え
S:追い風下スカーフガブ抜き

熱風:マンムーサザンでの縛りを確定させたり掃除技として主に打った、今回はオバヒの方が打った記憶がある
ソラビ:水ロトムやバンギを対象として、ギャラに打つなら絶対他の技と一緒に集中して落としに行くこと
オバヒ:ワイガの可能性があるギルガルドやガルーラは勿論、ファイアロー等の半減されるポケモンにも乱射していた、前述の通り最も打ってる
守る:4倍弱点持ちなので必須

同じく4月のファミ通カップで使ったプテラリザバナと同じリザードンを使用
おそらくカロスダブルで自分で作った最強の配分はこいつだと思います
ガルーラに簡単に倒されるようでは困るのでこうすることで捨て身ガルーラにタイマンで勝てるようにしました、さらに従来より相当Bが高いので甘えた先制技を耐える局面も多かった
参考として
陽気メガガルーラの2up不意打ちが74-87.6%
意地っ張りファイアローの鉢巻ブレバが69.2-81.7%
玉ガブの雪崩もA最大でも中乱数でA下げる度に確率が下がります
決勝ではびんびんおさんがガルーラの攻撃だけではこちらのリザードンが落ちないことを知ってると判断したので集中読みで守らせましたがプテラにグロウパンチだったので次のターンの不意打ち(前述の通り耐える)は間違いないと思ってガルーラにオーバーヒートを打ちました

トレース持ってなかったので当日朝6時にysk君から借りました
控えめ252-0-44-116-20-76
B:余り
C:11n(CSマンダをシャインで確1)
D:控えめギルガルドのシャドーボール耐え
S:追い風下1舞最速メガギャラ抜き

まず基本技の3つを採用しました
10万ボルト:実は元々シャドーボールでしたが冷静に考えてギルガルドに強めなのでいらないんじゃねと考えてました、朝に育成してて辛かったのでぉゃっと通話しててそのことを話すと10万ボルトがいいのではないかと提案されてそのCならCSリザードンやHAマリルリが最高乱数で落とせるということを聞いて即刻採用しました、実は後半のリザードンで負けることがまあまああり、マリルリやギャラドスにも強い技なのでかなり相性が良く精神的にも楽になりました
トレース:テレパシーで使おうとしましたが冷静に考えてこいつを巻き込むポケモンがマンムーしかいないので別にテレパシーの必要はないのではとなってこれにしました、パチギャラ等には圧倒的に強い特性なので大正解でした
実は練習段階では最も選出率の低いポケモンでした

控えめ4-0-4-252-4-244
S:最速メガプテラ抜き
耐久があればあるほど露骨に強いポケモンなのでたった1ですが耐久に回しました
流星群:普通に便利な削り技ですがスカーフなので極力打ってはいけません
悪の波動:何もなければ基本は一貫性の高く命中安定のこれを打ちましょう、ギルガルドが裏から出ようが関係なく読み外しても2割で怯んで解決します
大文字:晴れ下では強力な連射可能技になり、モロバレルや鋼に打点のある技です、最終的に外して決勝は負けましたが火炎放射ならそもそもその土俵に立てないので全く後悔してません
気合球:最初は安定技の竜の波動ですが明らかに弱かったのでキザンや舞ったメガギャラ、メガバンギに打点が高いこともあってこの技にしました、負けゲームを7割で拾えるのだから低命中だという批判はナンセンスです
個人的に低命中はメインで乱射する技でなければ批判される余地は無いと思います、負けゲームを逆転できるような技として採用してる場合は特にそうだと思います

前日USJ行った時にぽん君に借りました
意地っ張り4-236-4-0-44-220
A:11nかつマンダへの威嚇込み礫で一発で倒せる確率が変わらないので2つ下げました
D:できるだけリザードンの晴れ熱風を耐える為にこうした、1/8で特化晴れ熱風を耐えます
S:自分のリザ+1、ぽん君がこうすれば熱風がシングルダメージで入るケースがたまに出て良いだろうと言ってくれてこうしましたが正解でした
地震:一貫性が高い火力技です、ニョログドラに予想以上のダメージが入って衝撃を受けました
岩雪崩:ヒートロトムやファイアローを呼ぶことが多いのでつらら系統を押しのけてこの技を採用、怯み性能もあったり地震以外の複数技を打てるということで便利でした
氷の礫:玉を持っていたので氷技はこの技だけで十分と判断しました、ちょっとだけ余ったメガバンギ等のポケモンを不意打ちかのごとく倒すことがまあまあありました、ファイアローにも意外に入りますね
守る:相手からすると辛いポケモンであることが多くて真っ先に処理したいことが多いので
厚い脂肪:ヒートロトムのオバヒ耐えるとか草

冷静252-4-0-252-0-0
配分を考える暇がなく、聖剣を入れることになったので悲しいながら冷静になりました、流石に6Vです(りむさんから借りました)
シャドーボール:思考停止の便利技、サーナイト地味に鬱陶しいから多少はね
聖なる剣:このルールだとラスカノいらないしキザンメガギャラメガバンギへの打点が欲しくなったので2つ目の攻撃技をこうした
食べ残し身代わり:これによって詰みでの勝ちパターンを確保

【きついの】
メガシンカ別で言うとギャラ(パチ入りとか)とバンギ(ただのバレルメガバンギだとリザマンムーで解決するので全く問題ない)
一般ポケではマンムーとドサイドン、次いでマリルリとサザン、ついでキリキザンですかね
サーナイトやメタ技入ったポケモンでここらへん掃除することもありました

とりあえずサザンマンムーリザがこの構築では特に強力だったと思います、選出率もこの3体がトップ3です
プテラリザを先発に置くことが多かったです

後げべぼさんの構築のサザンが眼鏡だったことがあって比較的サザンのスカーフが読まれなかったと思います

カロスダブル最後のオフで最後の試合ができたのでそれは良かったです、悔しいので大正義オフは頑張ろうと思います

参考URL
http://d.hatena.ne.jp/YT0616/20140508/1399559140
(ファミ通で使ったプテラリザバナ)
http://d.hatena.ne.jp/gebebo/20140822/1408695429
(WCS2014世界大会でげべぼさんが使った構築、メタ対象として意識したのと形が似ていることを利用した立ち回りも)
http://yuuichi-u1.hatenablog.com/entry/2014/08/20/202508
(WCS2014世界大会でゆういちさんが使った構築、同じくメタ対象として意識したのと形が似ていることを利用)
http://twitcasting.tv/shadeviera/movie/101619975
(しゃでオフ決勝キャス)