【ファミ通カップ24位】プテラリザバナ【カロスダブル】
ジャパンカップは人の構築を使ってるのでネタがありません、そこでジャパンカップが終わるまでは公開を控えてたこの構築を書こうと思います
できた経緯はポケサーの新歓中に何か思考停止使いたくなってきたな〜って地震熱風放電と複数技の貴公子を並べたらこうなりました、事実構築に要した時間が数分なので3拘り+5複数技持ち、よく見たら飛行3体で氷弱点4体というとんでもなく尖った構築となっております
じゃあなんで本番で使わなかったのかというツッコミには後半で答えていきます
Pokemon | move1 | move2 | move3 | move4 | ability | item |
---|---|---|---|---|---|---|
プテラ | 岩雪崩 | 挑発 | 追い風 | 守る | 緊張感 | 気合の襷 |
リザードン | 熱風 | ソラビ | オバヒ | 守る | 猛火 | リザY |
フシギバナ | リフスト | ヘド爆 | めざパ氷 | 守る | 葉緑素 | 命の珠 |
ガブリアス | 逆鱗 | 地震 | 岩雪崩 | ドラクロ | 鮫肌 | 拘り鉢巻 |
サンダー | 10万ボルト | 放電 | めざパ氷 | 電磁波 | プレッシャー | 拘りスカーフ |
サーナイト | ムンフォ | サイキネ | シャイン | シャドボ | テレパシー | 拘り眼鏡 |
陽気4-252-0-0-0-252
配分思いつかなかったので普通に陽気の襷ASで使いました
やはり確実に追い風を打つためにも襷が安定でした
岩雪崩:怯ませる為にも使ったり後述のサンダーの放電と合わせてドーブル倒すとかも、火ロトム2発で倒せる程度には意外と馬鹿にできない
挑発:トリルやワイガを止めたいのでワイガやフリフォを差し押さえて採用、ちなみにトリルよりワイガを止めることが多かったけどそりゃこの構築だとこうなるよね
追い風:できれば2回打ちたい、打てたら勝ち
守る:猫含む集中食らったりするなど狙われやすくかつ残しておきたいことも多いので採用
控えめ124-0-236-92-4-52
B:意地っ張りガルーラ捨て身耐え(陽気プテラの撃ち落とす耐え)
D:メガライボルト10万耐え
S:追い風下スカーフガブ抜き
熱風:相手2体のHPが中途半端に残ってる時や読み放棄
ソラビ:水ロトムやバンギを対象として
オバヒ:ギルガルドはワイガ持ってるものとして基本はこの技を選択していた、おそらく一番打ってる 半減もこれでゴリ押しするし絡めると集中で落ちる
守る:4倍弱点持ちなので必須
多分Bの配分には驚いた人も多いと思います、これでも控えめの方が効率良いだなんて面白いですね(Cも臆病最大値並みですし)
プテラで追い風した後やリザバナで選出した時にガルーラに簡単に倒されるようでは困るのでこうすることで捨て身ガルーラにタイマンで勝てるようにしました、さらに従来より相当Bが高いので甘えた先制技を耐える局面も多く配分面ではこの構築で最も強力だったと思われます
勿論道具持ってないガブリアスの岩雪崩は余裕で耐えます、玉雪崩でも中乱数でA甘える度にその確率が下がります
ちなみに陽気メガガルーラの2up不意打ちが74-87.6%
意地っ張りファイアローの鉢巻ブレバが69.2-81.7%です
バナ居ないのに守るときにメガシンカしないように気をつけましょう
控えめ28-0-0-236-20-220
H:16n-1
C:11nかつめざ氷でASガブ確1、リフストで控えめリザYのソラビ耐える水ロトム確1
D:臆病サーナイトのサイキネ耐え
S:自分のリザ+1(つまり追い風意識での調整してるポケモン抜き)
リーフストーム:倒したい奴を絶対に倒すためにこの技を採用
ヘドロ爆弾:交代のリスクを軽減できる技として採用してリフスト乱射できないので基本はこの技で攻める、ガルドのシャドボを耐える252-20サーナイトを最低9割削る
めざ氷:無駄に突っ張ってきたドラゴンを命中不安定である眠り粉に頼らずに処理できる技として採用、厳選しんどい
守る:リザバナ展開の為当然採用
命の珠:アタッカーとしての採用にあたり絶対に仕事を遂行する為に(帯だとガブ倒せない)
プテラリザ→プテラ下げバナ出しリザメガシンカのプレイングも推奨される
問題は強者はきっちりドラゴンも引く人もいたということ
陽気76-172-4-0-4-252
D:臆病ライボルトのめざ氷確定耐え
よくある鉢巻ガブの配分をそのまま採用しました
逆鱗:相手にフェアリー鋼がいなければ地震打つより大安定なので採用したがあまりにワイガが多くメガバンギに瓦割りを入れたい場面が出てきたので今ならそっちだろう
地震:メインウエポン、この構築で地震を受けるのはフシギバナのみである
岩雪崩:思考停止と命中のため岩技はこちらの採用になった、エッジは拘ってない場合に採用する技だと思う
ドラゴンクロー:逆鱗でまだ固定されるとマズイ時は普通にこっちで
鉢巻:適当
控えめ68-0-16-196-0-228(H25個体)
流石に理想値じゃないです、勿論借り物
B:陽気メガガルーラの恩返し99.61%で耐え
C:めざ氷でマンダ確1
S:メガプテラ抜き
10万:流石にリザードン入ってるので雷はNG
めざ氷:当然
放電:前述の通り対ドーブルで打つ機会が多くその他めざ氷を読まれそうで放電が有効だと判断すればこっちを選択
電磁波:竜舞メガバンギの場合放電してる場合じゃないのでさっさと電磁波を入れることになるが数回しか使わず3拘りという構築の性質上ボルチェンの方が合ってると思います
スカーフ:ファミ通カップで2名しか使用者がいないほど読まれにくいアイテムで上からプテラ等に攻撃できたのが良かった
個人として09,5th全国ダブルに引き続いてこのスカーフサンダーというポケモンを放電ポケモンとして採用する程度に好みです(09ルールのオフでは先発ラムクレセスカーフサンダー後発眼鏡バクフーン鉢巻ドサイを使用して優勝)
控えめ252-0-124-116-12-4
B:鉢巻意地っ張りアローのブレバ耐え
C:11n(シャインでマンダ確1)
D:ガルドのシャドボ最高乱数以外耐え
技は基本3つとフェアリー鋼(特にギルガルドに打点が欲しいので)に通りやすいシャドボにしました
【選出】
・先発プテラリザ後発ガブサナ(サンダーorバナ)
大会の1日目に多かった選出です、リザをガブに交代させながら追い風させて上から2体でビートする展開が多かったです
バナが稀に後発にいるのは前述の通りです
ガブは追い風が切れても上を取れていてさらにこの構築の弱点であるバンギや火ロトム等のケアに絶対必要なのでプテラと並んで選出率はほぼ100%です
・先発プテラサンダー後発ガブリザ
大会の2日目の選出の8割を占めた選出です、単純に圧力がありプテラ軸の構築に対して同速で追い風すら貼らせずにプテラを退場させられる強みが有りました
さらにドーブルに対しても守る放電→(サンダー寝てるのでそのまま)プテラの雪崩でドーブルが退場したりその間に何かの追加効果が結構な確率で発生したりということがあり次第に安定選出になりました
・先発リザバナ後発プテラガブ
普通に両守るから攻めていき晴れが切れそうだと相手が安心するところにプテラの追い風、そのまま試合を終わらせる感じです
【なんでファミ通で使うのを辞めたのか〜弱点〜】
①バンギや火ロトムが尋常になく重い
まずバンギラスですが上を取られてもこのポケモンを安全に処理できるのがせいぜいガブリアスくらいです、しかもメガバンギでなければ冷凍ビームを大抵持っているのできついです
火ロトムも同じくでありプテラとガブを失うと一気に試合が終わってしまうので場合によってはオバヒで無理やりという場面もありました
後はガブリアスも重いポケモンに上げられます
②3拘りなのでトリル貼られるときつい
一応プテラの挑発がありますが猫トリル型だとどうしようもないです、リザのオバヒで焼けばいいのですがいちばん問題なのがスタンと見せかけてトリルしてくるガルサナ、守れないので決められると凌ぐことすら困難で負けます
③ギルガルドのワイガはともかく「プテラまで」ワイガしだす
流石にこうなるときついです、挑発をプテラに打つまでに気づく→打つと2ターンかかるので大抵隣に酷いことされて終わりです
④ドーブルがみんな追い風してくるので安定選出を失う
従来であれば放電雪崩でドーブルが死ぬので何の問題もなかったんですが終盤その代わりに追い風を初手で打ってくるドーブルが増えてきたのできつかったです
これらの理由によりサーナイトとフシギバナを抜いてガブリアスの持ち物を命の玉に、代わりに根性ローブシンと弱点保険ギルガルドを入れて対処に努めましたがいまいちまとまりに欠け勝率は7割、この構築は環境にミスマッチだという判断を下して本番では捨てました
まあ元が適当に作った構築ですし短時間で改善するのは流石に厳しかったのかもしれません